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saii-lab

「知性のルーツを発見する」がテーマのブログ。人工知能(AI)、プログラミング教育などの幅広いトピックを扱います。

生物学

”特化”という生命の戦略 -昆虫から人工知能まで-

体を特定の目的に特化させることは、生命にとって生き残るためにしばしば有効な戦略となります。 今回は、数多くの生物種の中でも、体の他の機能を犠牲にしてまで極端に特化を行なった生き物を紹介します。そして、生命の戦略を俯瞰するとともに、ヒトが生物…

最近書いたニューロサイエンス、人工知能系記事のまとめ

最近書いたニューロサイエンスと人工知能系の記事をまとめてみたいと思います。 以下は、原生動物から脊椎動物まで、神経細胞ネットワークの進化の歴史です。 blog.saiilab.com blog.saiilab.com 知性とは何か?を突き詰める上で、その進化の歴史を学ぶこと…

読書録: 脳とグリア細胞 --見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち--

”脳とグリア細胞 --見えてきた!脳機能のカギを握る細胞たち--”を読了しました。 グリア細胞は、脳の中に神経細胞の10倍の個数存在してると言われているのですが、神経細胞とは異なった形で脳機能の発現に関与していることが分かってきました。 今回紹介…

グリア細胞、知性の根源と人工知能

グリア細胞は神経膠(しんけいこう)細胞とも呼ばれており、神経系における神経細胞以外の細胞のことです。神経細胞の10倍以上の個数が存在し、神経系の体積の半分を占めると言われています。 膠とはにかわのことで、グリア細胞は従来神経細胞の位置を固定し…

線虫、神経細胞、そして人工知能

線虫は線形動物門に属する動物の総称です。一般に細長い形状をしており、農作物や人の健康に影響を及ぼす寄生性のものが知られていますが、大半の種は土壌や海洋中で非寄生性の生活を営んでいます。 線虫の仲間、カエノラブディティス・エレガンス(以下、C.…

神経細胞同士の接合部(シナプス)と記憶、そして人工知能

神経細胞と神経細胞の接合部であるシナプスは、記憶や学習において重要な役割を果たしていると考えられています。 人工知能の一種、ニューラルネットワークにおいても、このシナプスをモデルとした仕組みにより入力に対する判断が行われます。 今回は、この…

ニューロサイエンスと人工知能

少々古いサイトになるのですが、東京医科歯科大、生命科学Cのサイトを紹介します。 このサイトは人工知能とは関係なく、医師向けのサイトなのですが、ニューロサイエンス、特に神経細胞ネットワークについて詳細かつ分かりやすい解説が掲載されています。 生…

知性の進化の歴史 -後半-

前回の続きです。 blog.saiilab.com 限定されたリソースで、いかにして汎用性の高い知性を実現するか、人工知能は動物の神経細胞ネットワークの進化の歴史に学ぶことが多いように思えます そういった意味で、以下の順に神経細胞ネットワークの進化の歴史を考…

知性の進化の歴史 -前半-

最近、スマートフォンアプリへのAIの導入方法を検討しています。 限定されたリソースで、いかにして汎用性の高い知性を実現するか、それは動物の神経細胞ネットワークの進化の歴史に学ぶことが多いように思えました。 そういった意味で、今回は神経細胞ネッ…

スノボするカラスとキャンプするタコ 汎用知能の進化経路

プラスチックのフタでスノボを楽しむカラスの様子です。汎用性の高い知性が霊長類の専売特許でない事が分かります。鳥類の先祖は恐竜であり、約四億年前にヒトの先祖と分岐したはずです。しかしながら、別の進化経路を辿っても高度な知能の獲得が可能である…

備忘録: 直近に読んだ生物学関連の本5冊

1. 植物は<知性>をもっている ステファノ・マンクーゾ (著), アレッサンドラ・ヴィオラ (著), 久保 耕司 (翻訳)人間のような中枢神経ベースの知性が、知性の全てではないようです。知性の一つの形態として、植物のように、各器官が相互にネットワークを形…