SAI-Lab Blog

「ヒトとAIの共生」がミッションの企業、SAI-Lab株式会社のブログです。

プログラミング講義: 2/4

毎週土曜日はTekuruプログラミングスクールで講師業です。

今回も前回と同様、Swiftを用いたiOSアプリ開発講座です。

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今回はひらがなを勉強するアプリの第二回です。女性お二人の参加で、新井さんがアシスタントをしてくれました。

今回は、アニメーション機能と文章読み上げ機能の実装を行いました。

基礎文法として、switch文とクロージャなどの復習も行いました。

特にアプリが実機で動いた時の感動が大きく、参加者の方々に開発を楽しんでいただけたようで何よりです。

来週はアプリの最後の仕上げになります。どのようなアプリができるのか、今から楽しみです。

神経細胞同士の接合部(シナプス)と記憶、そして人工知能

神経細胞と神経細胞の接合部であるシナプスは、記憶や学習において重要な役割を果たしていると考えられています。

人工知能の一種、ニューラルネットワークにおいても、このシナプスをモデルとした仕組みにより入力に対する判断が行われます。

今回は、このシナプスと人工知能の関連について概略を解説していきます。

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ニューロサイエンスと人工知能

少々古いサイトになるのですが、東京医科歯科大、生命科学Cのサイトを紹介します。

このサイトは人工知能とは関係なく、医師向けのサイトなのですが、ニューロサイエンス、特に神経細胞ネットワークについて詳細かつ分かりやすい解説が掲載されています。

生命科学cトップページ

以下、このサイトの内容に基づき、人工知能とニューロサイエンスの接点を解説していきたいと思います。

神経細胞ネットワークの進化

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 出典: 東京医科歯科大学 -神経による筋収縮の指令-ニューロン-

上の図は様々な動物の神経細胞ネットワークの分布です。神経細胞の集中化により、神経節、そして脳が発生し、コンピューティング能力が向上しています。

神経細胞ネットワークの進化の歴史については、以下の記事でもまとめています。

blog.saiilab.com

blog.saiilab.com

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知性の進化の歴史 -後半-

前回の続きです。

blog.saiilab.com

限定されたリソースで、いかにして汎用性の高い知性を実現するか、人工知能は動物の神経細胞ネットワークの進化の歴史に学ぶことが多いように思えます

そういった意味で、以下の順に神経細胞ネットワークの進化の歴史を考察していきたいと思います。

  1. 原生動物(アメーバ、ゾウリムシなど)
  2. 海綿動物(カイメンなど)
  3. 刺胞動物(クラゲ、サンゴ、など)
  4. 棘皮動物(ウニ、ヒトデなど)
  5. 原索動物(ホヤ、ナメクジウオなど)
  6. 脊椎動物(魚、鳥、哺乳類、ヒトなど)

本記事では、前回に引き続きこの順番に知性の進化の歴史を追っていきます。

 

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プログラミング講義: 1/28

毎週土曜日はTekuruプログラミングスクールで講師業です。

今回は、Swiftを用いたiOSアプリ開発講座です。

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今回はひらがなを勉強するアプリの第一回です。女性お二人の参加でした。

こちらにも書きましたが、最初に開発するアプリとして、子供向けアプリはおすすめです。

blog.saiilab.com

コードの方は僕と一緒にハンズオンで入力するものの、デザインの方はお任せしておりますのでこれからどんなアプリができるか楽しみです。