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「知性のルーツを発見する」がテーマのブログ。人工知能(AI)、プログラミング教育などの幅広いトピックを扱います。

「私はコネクトームである」-みんなのAIニュース-

受講生の皆様、こんにちは。 講師のYukinaga Azumaです。
遅くなりましたが、今週もAI関連のニュースをいくつかピックアップしていきます。

1. セバスチャン・スン: 私はコネクトームである

www.ted.com

7年前のTEDの動画ですが、とてつもなく複雑な脳の構造の解明に挑む研究者のスピーチです。
彼が提唱する、コネクトームと呼ばれる脳のモデルは、ゲノムと同様に個人そのものを表すものであり、記憶や意識を説明するための手がかりになるかもしれません。
計算機上のニューラルネットワークが脳の本質を捉えたものなのか、あるいは似て非なるものなのかは、現在のAIに対する本質的な問いかと思います。

 

2. 人工知能美学芸術展

https://groups.oist.jp/ja/aiaae
人工知能によるアートの展覧会、コンサート、シンポジウムなどが沖縄で開催されるようです。
アートの分野でも、ますます人工知能の侵食が進んでいます。
アートを通して、ヒトの創造性の本質的な価値が問われるようになっていくでしょう。

 

3. 「自ら学ぶコンピューター」時代の不安と期待

www.nikkei.com

AIが自己学習するようになると、AIがヒトの手を離れて完全にブラックボックス化してしまう懸念がありますね。
人類はまだAIのごく一部しか理解していませんが、ヒトとAIが望ましい形で共生するには、多くの人にAIの理解を広めることがまず大事かと思います。

 

4. 「AI学習データ作りはつらいよ」、三菱UFJや旭硝子らが議論

itpro.nikkeibp.co.jp実務でAIを利用する際に障壁になるのが、学習データの用意ですね。
画像や顧客データなどをデータクレンジングし、AIにとって把握しやすいものにしなければいけません。
機械にとって扱いやすい形でデータを整理してこなかった企業は、意外に泥臭い作業に辟易としているかと思います。

 

5. 人工知能を使って開発したトッポ ロッテが数量限定で発売開始へ

news.livedoor.com

膨大なデータから素材・味などを項目別に分析し、身近な商品の開発に繋げたようです。
具体的な手法はニュースからは分かりませんが、マーケティングや商品開発の一部を人工知能が担うようになった好例かと思います。



個人的に、来年は強化学習がより注目を浴びるようになると考えています。
強化学習は、ヒトの感情のようなものがコード化できるので、生き物らしさが扱えるとても楽しい分野です。
需要があれば、講座の開発します。

それでは、みなさん良い年末をお過ごしください。

 

Yukinaga Azuma